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2012年12月20日 (木)

ベジタリアンの悪役レスラー キラー・コワルスキー 【享年81】

こんな人見つけました 「菜食主義のモンスター キラー・コワルスキー

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2012年11月17日 朝刊 週末be より

(平川克美の路地裏人生論)ある伝説的レスラーの死

 確か北京五輪の頃である。その日の朝刊はある「伝説の死」を伝えていた。
しかし、「伝説の死」にしてはあまりにも小さく痩せこけた扱いであった。そりゃ、そうだろう。このひとの名前を何人の日本人が記憶しているだろう。若い方々には、見たことも聞いたこともないひとりの外国人レスラーである。

彼の名前は、キラー・コワルスキー。「殺人鬼」「死神(しにがみ)」と呼ばれた往年の名レスラー。中学校に入りたての頃だったと思う。わたしは、テレビで初めてこの「死神」が力道山と戦う場面を見た。

 「彼は菜食主義なんですよ。だからコンディションはいつも最高なんです」という解説者の意外な言葉。

 「何で彼が菜食主義になったのかというと、トップロープから落下するフライング・ニードロップで相手の耳をそぎ落としてしまい、それ以来肉が食えなくなったからなんですよ」

 それ以来、中学生のわたしにとって、キラー・コワルスキーは伝説になった。彼が、プロレスのワールドリーグ戦では、ポーランド代表(実際にはポーランド系カナダ人)であるというのも、お隣の国のドラキュラを連想させてこの伝説に陰影を与えていた。実際、コワルスキーはレスラーにしては細身で、陰鬱(いんうつ)な顔をしていた。
ヒール(悪役)
として登場したが、ストロングスタイルで闘っても十分通用する実力の持ち主だった。彼がトップロープに立ち、相手の顔面すれすれに膝(ひざ)から落下してくるとき、わたし(たち)は、思わず目を瞑(つむ)り、息をのんだものである。

 勿論(もちろん)、この伝説を作り上げた逸話は、ほとんど全てが誇張であり、出鱈目(でたらめ)であった。コワルスキーのニードロップで、耳をそがれたユーコン・エリックというレスラーは確かに存在していた。ただ、耳そぎ事件はシューズの紐(ひも)が耳に絡んで起きた不幸な事故であったらしい。

  確かに彼は菜食主義だったが、それは肉を思い出すのが嫌だったからではなく、もともと菜食主義者だったからである。健康に気を使う、心優しいカナダ人というのが、彼の本当の姿だった。彼は三十年間日米のマットを中心に活躍したが、引退してからの動向については全く情報がない。調べて見ると、その後、マサチューセッツ州でレスリングトレーナーとして幾人ものレスラーを育て上げたそうである。享年81だから、大往生といっていいのかもしれない。

 菜食主義が幸いしたのだろうか。ヒーローが、超人的な力を失った後に 悲惨な晩年を過ごすのを見るのはあまり嬉(うれ)しいことではない。ボディーガードになって、恐喝で逮捕され、転落の人生を送るといったボクサーの例をわたしたちは随分目にしてきた。

「死神」コワルスキーの後半生は、素晴らしい平凡さに彩られているように見える。

転載終わり゜。°。°。°。°。°。°。°。゜。°。°。°。゜。°。°。°。°。°。°。°。゜。°。°

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以下補足 速達時事ニュースブログ より。

  • アントニオ猪木がキラー・コワルスキーの筋肉に憧れていたことを、村松友視の対談で語っていたことがある。

  • 全米でも指折りのヒールとして活躍していたが、普段は人一倍他人に気を遣う繊細な人柄だったと伝えられている。耳そぎ事件の直後、事故とはいえユーコン・エ リックに重傷を負わせてしまったショックから「俺は取り返しがつかない事をしてしまった」とひどく落ち込んでいた。その事を知ったユーコン本人から「あれ はアクシデントだ。俺は気にしちゃいない。だからお前も気にするな」と誰よりも先に慰めの声をかけられ、ショックから立ち直る事が出来たという。

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以上転載終わり

さて今給食で死ぬ!!―いじめ・非行・暴力が給食を変えたらなくなり、優秀校になった長野・真田町の奇跡!!」を読み始めて止まっているのですが、

大塚先生のトークショーのDVDも付録で付いていて 肝心の大塚先生のところはまだ見てなくて 出だしのゲストトークをちょっと見たのですが。

現役のプロレスラーでありながら、東京・文京区議会議員という 西村 修さんという方が出てきました。

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何とこの方 ベジタリアンっぽいです
自身のガンを玄米菜食で治したそうで。
プロレスラーとして肉や牛乳をガンガン食べていた時もはるかに体調が良く、「この10年風邪もひいてない」とか

下腹部がんからカムバック 気づかされた「食の大切さ」 西村修さん(40)

自らのレスラー生命を救った一瞬の決断 後腹膜腫瘍を克服したプロレスラー・西村修

行政レベルで食事を変えていくことが国の発展につながると、政策の第一マニフェストとして学校給食を変えていくという事を掲げ、給食を変えることで子供達の未来を変えたいと熱く語っておられました
動画貼りたかったけど、その動画はweb上に無いや残念

本会議で文京区では3か所でしか、放射能を検査していなかったのそうなのですが、あちこちで測って安心させるようにと99%の議員が放射能で騒いでいる中、最後に一人発言された西村さん。

放射能測定しても数字は変動するし。ガン患者にとって 検診は検診にすぎず治らない。
数値ばっかりに気をとられるよりも自らの自己防衛能力、免疫力を高めること。
今こそ子供達の食生活を改善することに、まっさきに取り組んで欲しいと言ったそうです。

素敵だわーっ 東京が地元だったら、是非ご挨拶に行きたい方ですね (ベジ漫画差し上げたい)

あ、ちなみにこの本 字は大きめでイラストも入ってますが (そしてまだ途中読みですが) 是非 お勧めです(◎´∀`)ノ

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