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2013年8月22日 (木)

2013年8月10日【毎日新聞】ストール飼育:妊娠豚用の飼育法、生産性重視し動物虐待? 日本では8割採用、EUでは今年から禁止 

今日pig 豚さんの署名がスターゼンとプリマハムに提出されました。

お疲れ様でした
shine 詳しくはコチラから→ 妊娠豚檻廃止署名提出 ロビー活動

今月、掲載された毎日新聞全文は↓コチラからclover wink

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2013/8/10【毎日新聞】大阪地方版

 
ストール飼育:妊娠豚用の飼育法、生産性重視し動物虐待? 
日本では8割採用、EUでは今年から禁止 

 
1平方メートルに閉じ込め“使い捨て”
 
 体の向きさえ変えられない、わずか1平方メートルの狭い鉄柵のおりの中で妊娠と出産を繰り返し、一生を終える豚がいる。ストール(閉じ込め)飼育と呼ばれ、日本の養豚場の8割以上で採用される繁殖豚用の飼育法だ。
 
 動物福祉(アニマル・ウェルフェア)の観点から批判が強まり、欧州連合(EU)は今年から禁じた。6月中旬、動物の権利擁護の活動をするNPO法人アニマルライツセンターの佐藤史子さん(39)と近畿地方の養豚場を視察し、実態を垣間見た。
 
 空梅雨の蒸し暑い空気が包む山あい。バス道から豚舎が見えた。千数百頭を飼育する中規模の家族経営の養豚場だ。堆肥のにおいが鼻をつく。60代の経営者の男性が迎えてくれた。ホームページでは「豚たちは大自然の中で元気にのびのび育っています」とうたう。
 
 妊娠豚用ストールはウナギの寝床のようにずらっと並ぶ。大型の換気扇が出すブーンという無機質な音。大きな腹を抱え、ただでさえ身動きが取りにくい母豚は立ちすくんだり、窮屈そうに横たわったりしていた。
 
 専門家によると、背後に気配を感じても振り向くことすらできない。ストレスで、鉄柵をかじり続けるなどの異常行動も報告されているが、妊娠状況のこまめなチェックや栄養管理など経営上はこの飼育法が効率的という。ふんも一定の位置に落ちるので、排せつ処理も楽なのだ。
 
 「群れ飼いだと上下関係ができて、弱い豚はいじめられてエサも回ってこん。多少窮屈でもすぐ慣れよるし、豚もこっちの方がええと思うとるんちゃうかな」
 
 屈託なく笑う経営者の言葉を聞き、母豚の気持ちを推し量るため顔をのぞこうと前へ回ろうとしたら、「建物の中には入らないで」と断られた。
 
 1回の出産で8~15頭ほどが生まれる豚は、早ければ生後半年で発情が始まる。すぐに雄豚と交配させられストール生活に。妊娠期間は114日。出産とその後の20日あまりの授乳期には、子豚を踏みつぶさないため、少しだけ広めの分娩(ぶんべん)ストールへ移される。
 
 この養豚場では、普通の豚舎で過ごせるのは離乳して次の妊娠に入るまでの10日ほどだけ。まだ膨らみが残る乳房を波打たせながら、ゼェゼェと荒く呼吸する姿は、酷使され疲労困憊(こんぱい)といった様子だった。
 
 1年に330日以上もストールで過ごし、産む子豚が少なくなる2、3年後には処分される。
 
 農林水産省によると、動物福祉への関心が高い欧州では、動物も飢えや渇き、苦痛や恐怖から解放され、本来持っている行動様式も守られるべきだとされる。
 
 豚なら、鼻先で土やわらを掘り返したり、仲間の豚をけん制し、じゃれ合う行動だったりするが、ストール飼育ではそれを望むべくもない。
 
 日本ではまだ、動物福祉という言葉も十分に普及しているとは言い難い。ペットではなく産業動物なので、病気の予防など衛生環境に配慮すれば、高い生産効率を維持する飼育方法で構わないとの考え方が支配的だ。
 
 見学後、経営者が市場で付く1頭当たりの値段は3万円程度と明かすと、佐藤さんは命のあまりの安さに「えーっ」と声を上げて絶句した。
 
 佐藤さんらは6月末、大阪市で開かれた大手食肉加工会社の株主総会の会場近くでストール廃止を求めるビラを配った。雨で足を止める通行人はまばら。「仕方ないんじゃないの」と冷ややかに通り過ぎる人もいた。
 
 ストール飼育法は言うまでもなく、安価で良質な豚肉を求める消費者のニーズに支えられている。記者も肉を食べている。食べないことで抗議する人もいるが、そこまでの覚悟は持てない。だが命をいただく以上、誰もがこうした実態を知っておくべきだと思った。
 
………………………………………………………………………………………………………
 
≪妊娠豚用ストール≫
 
 妊娠中の母豚を効率的に飼育するおりで、1頭ずつ体の幅ほどしかない鉄柵で仕切られた狭い空間で管理する。活動が著しく制限されると批判が高まり、欧州 連合(EU)のほか、米国の一部の州も規制に乗り出し、米養豚大手やファストフードチェーンは段階的削減を表明した。日本も2011年に「動物福祉に対応 した飼育管理の指針」を定めたが、ストール飼育そのものは否定せず、「幅60センチ、奥行き180センチ以上の広さを確保したい」と努力目標を示すにとど まっている。

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