種なし果物は、味が落ちる上に…!? ♯種無しブドウ
以下、Facebookより。
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種なしブドウ(デラウェア、種なし巨峰など)をはじめとする種なし果実の出荷拡大は年々勢いが増しています。
やはり、食べやすさからして、高くても消費者に好まれるのは種なしのほうです。
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種なしブドウは、最初から種がないのではなく、あくまで種なしにしやすい品種であり、
栽培において「ジベレリン処理」をすることで「種なし」にします。
ジベレリン処理とはなんでしょう?
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ジベレリン処理とは、天然成分由来の薬品であるジベレリン液を使用して、受粉しなくても、房をジベレリン液に浸すことで実を作ることができ、結果、受粉していないので種なしブドウができるという処理です。
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ジベレリンは1950年代後半に日本が開発した技術で、現在は農薬として登録されており、植物ホルモンの一つとして位置づけられています。。
また、ジベレリン処理をすることで、果粒を肥大化し、とても見栄えのいいブドウができます。。
しかし、実はジベレリン処理をしたブドウは、していないブドウより味が落ちます。
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つまり、同じ生産者・同じ畑であれば、わざわざジベレリンしないブドウの方が美味しいということです。
種なしにすることの食べやすさ、また見栄えを重視し、わざわざ人工処理をし、実は味は落ちるといった結果を招いてるこの作業は、さらには農家にとってはとても労力がいります。
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ジベレリンの入った容器に、ひとつひとつブドウの花を浸していく大変な手間作業は、あくまで消費者のわがままを満たす作業でしかありません。。。
自然本来の姿とは、かなりかけ離れています。
ジベレリンの安全性については、発明されてから現在まで直接的な健康被害は出ていません。
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しかし、1994年、エジプトの研究発表で、マウスにジベレリンを投与すると、乳腺がん、肺腺がんがみられたという報告もあります。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/8058529
※詳細・真偽は不明です。
ジベレリンの利用はブドウ以外に、柑橘類、かき、びわなど農業の多岐にわたっています。
ジベレリンは100%成功する処理ではありませんので、「種あり」になることもあります。
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特にデラウェアに関しては、種がないのが当たり前という風潮ですので、種があった場合、販売されていたスーパーに消費者からクレームがいくことも多々あります。
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最終的に、農家さんのところまでクレームはフィードバックされ、次回はさらに気をつける、技術を上げるといった、さらに自然の摂理から遠ざかっていく生産システムにたどり着きます。
ワインなどの加工に使われるブドウはほとんど「種あり」です。。
理由は、ブドウ本来の風味が損なわれてしまうからです。。
自然の姿を考えた場合、種ありを仲間外れにしていく風潮は本当はよくありませんね。
★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜
ビレジン処理の動画。(かなり面倒くさいんですね)
ちなみに1代限りのF1種も、出来た種を使って2世を育てようとすると、
違う種類が生えてきたりと

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詳しくは、各自調べてみて下さいね~( ̄▽ ̄)w
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「タネが危ない
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